弔事・香典返しの豆知識

お線香について

お線香について
法要後の食事(おとき)の時に住職と少し話をさせていただいたところ、お葬式の時にお線香をたくさん炊く理由の一つに、死臭を紛らわす意味も少しあるんですよとお話をされました。
そういえば昔はドライアイスなどがなかったので臭いがしたのかもしれません。
そこで、今回はお線香についてのお話です。

お線香の功徳


線香の香りは邪気を祓い、不浄をすべて清める徳を持つといわれています。よく寺院などで、大きな香炉からもうもうと立ちのぼる香煙を参拝者が頭や肩、腰など身体に振りかける姿を見ますが、これも邪気を祓い、病を癒し、心身を清めたいと願うところから来ています。
またその香りが四方無限に広がることから、仏の慈悲が誰彼の区別なく与えられる徳をもっているといわれています。そして線香は、一度火を灯すと燃えつきるまで芳香を放ち続けることから、自らが物事を行うとき努力し続ける「精進」をもあらわしています。

お線香の種類


線香は、主な原料によって「杉線香」と「匂い線香」の二種類があります。

[杉線香]
杉線香は杉の葉の粉末を原料に製造される線香です。杉特有の香りのする煙の多い線香で、値段もリーズナブルなことから主にお墓用線香として使われます。

[匂い線香]
匂い線香は椨(たぶ)の木の樹皮の粉末を主原料に、各種の香木や香料を加えて製造される線香です。現在広く家庭や寺院で使われている線香です。

長さの種類はいろいろあり、14センチの短寸、16センチの中寸、25センチの長寸、33センチの大薫香、54センチの中天香、66センチの大天香などがあります。
また外箱の体裁で、進物用線香と家庭用線香に分けられます。


線香の供え方


線香はローソクの火から点火し、香炉に1本ずつ立てます。本数は宗派で違いますが、1~3本が基本です。浄土真宗は線香を立てずに、適当な長さに折って火をつけ、香炉に寝かせます。
線香を消すときは口で吹かずに、手であおいで消します。ローソクも同じです。人間の口はとかく悪業を積みやすく、けがれやすいものなので、仏さまに供える火を消すには向かないからです。
宗派の正式な線香の本数は、天台宗は3本、真言宗は3本、浄土宗は1本、曹洞宗は1本、臨済宗は1本、日蓮宗は1本です。浄土真宗本願寺派と真宗大谷派は、適当な長さに折って寝かせます。

進物用線香


線香は仏事、法事、お盆の贈答用品として使われます。線香をお供えとする場合は、のし紙に「御佛前」「御霊前」「御供」などと書き、その下に名前や会社名を書き入れます。
表書きの「御佛前」は四十九日後のすべての仏事に使用します。「御霊前」は葬儀など四十九日までの仏事に使用します。「御供」は四十九日の前後関係なくすべての仏事に使用します。


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